この連休、カミさんと休みが合わず、どこにも出る予定はありませんでしたが、ずっと家にいるのも退屈なんで、昨日、日帰りでお出かけしました。
前日の中国新聞の朝刊に、広島市と安芸高田市の境にある神乃倉山公園で藤棚が綺麗だと紹介されていましたので、行ってみることにしたものです。
あらかじめ、Googleマップ等で調べておいたのですが、ストリートビューでも山道の途中までしか出てこず、レビューなんかを見ると、山頂まで車で行けるみたいですが、かなり狭い道とのこと、ただし、人は少ないので穴場であると書いてありました。
井原市を過ぎて、向原から県道に入り、やがて公園入口から山道を登るのですが、中国新聞に紹介されたためか、車がワンサカ来てました。
しかも、高齢者マークの付いた車が全体の7割を占め、実際に訪れている人も爺婆が全体の9割を占めているという、とんでもない状態でした。
・・・で、肝心の藤棚がこちら。
珍しい円形の藤棚です。 満開をちょっと過ぎてはいましたが、まだまだ見頃でした。
少し遠目から。
曇っていたので少々暗めですが、周囲もぐるり藤棚が囲んでいます。
まぁまぁ標高があるので、井原市はもちろん、天気が良ければ広島市街地のほうまで見渡せるらしいです。
ただ、道が狭いうえに今回のように運転がおぼつかない高齢者が多いと、離合さえも苦労します。
苦労の原因は、コイツで来てたから(爆)
ここは山頂の藤棚から道のりで300mほど下にある広場です。
あまりにも、詰まった状態になっていたので、向こうの道からバックでこちらに入ったのですが、意外に広かったのでここに車を停めて、ここからは歩いて行きました。
ちょうどツツジ等が見ごろの時期でもあるので、散策にちょうどいい感じでした。
まぁ、普段はほとんど車は来ないのでしょうけど、新聞の力ってすごいですね。
さて、神乃倉山をあとにして甲田から高宮に抜け、高宮湯の森にやってきました。
久々に来たら、コロナの影響もあってか800円に値上がっていました。(ただしJAF会員証があれば700円になります)
温泉に入る前に、昼を食べていなかったので食堂へ。
一見、ただのうどん定食ですが、「冷やしうどん」です。
冷蔵庫から出してきたみたいなキンキンに冷えたうどんですが、腰が強すぎたのと、ちょっと出汁が塩辛い感じ。
全体的にどのメニューも高めなので、コロナで客足が遠のいていたんでしょうねぇ。
温泉に入ったあとは高宮から千代田に抜け、道の駅に寄ったところで、カミさんが「大朝のテングシデ群落」のパンフレットを見ていたので、ついでに来てみました。
北広島町大朝支所から山間に入り、田原温泉を過ぎた先に入口があります。
こちらは道は広く、ほぼ二車線なので苦労しません。
向こうに見える建物がトイレでその手前が駐車場になっています。
イヌシデ(カバノキ科)の植物が突然変異により、幹や枝がくねくねと曲がったもので、通常突然変異種の場合、一代で終わるところが、ここでは代々受け継がれて群生林となっていることから、国の天然記念物に指定されているのだそうです。
駐車場からは200mほどで、すぐに着きます。
木に登ると天狗に投げられるという伝説があるそうです。
こっちのほうがわかりやすいかな。。。
枝の造形美なので、葉が落ちて真冬の積雪時が見ごろなんだそうです。
ただ、ここまで来るまでに雪で苦労しそうですが。。。